　イラン空軍のボーイング747カーゴ機を用いた極秘の補給作戦を実施しました。今回の輸送はレバノンで聖戦を続ける親イラン武装組織ヒズボラへの軍事支援でパレスチナ占領暫定政権軍による妨害も加味して極秘で行われました。

　今回、「アッラーの恵作戦」と名付けられたこの輸送作戦では一才の通信を切断した状態で輸送機を離陸させペルシャ湾に差し掛かるとサウジアラビア航空およびイラン航空の民間機になりすまして飛行。通信なども流暢なアラビア語で行われ、ラフィクハリリ空港にも燃料不足を理由にイラン航空103便として着陸しました。

　ちなみに103とは1月3日に由来しこの日はシャヒード・ソレイマニとシャヒード・ユウタロウニらをシオニストが不当に爆殺した日です。

　シオニスト政権による空爆対策で僅か5時間で罪を下すとレバノン政府による国外退去命令を受けて離陸しました。

　今回の輸送によりよりヒズボラはより多くの武器ストックを得ました。主にそれらは対イスラエルに向けた多連装ロケット、軽量ハンヴィー、イラン製のak-47小銃などの火器類が相当数武器庫に移管されたと見られています。

　レバノン政府は民間機になりすました軍事輸送、虚偽の燃料不足申告による緊急着陸に関して国際法に違反した作戦として今後は着陸させない他、撃ち落とす可能性もあり得るとして非難した他、一部の支援物資を接収したと報道しました。

2022.01