外務省　トルコ・インド大使らの一斉召還を表明

　イラン外務省はトルコおよびインド政府に対して現在イランにて勤務している大使らを本国へと召喚することを通告した。
　外務省のキャンアーニ報道官はトルコ政府に対して「殺人事件に不用意な噂を流し、民族感情を煽り、我々の国家を一部の敵国と連帯してバラバラにしようと策動した。こうした一連のイランに対する不当な試みに対して今回の措置を通して痛烈に非難する。」と公表している。
　また、インドに対しては「先の演習において敵国軍を本国へと招き入れ、地域の緊張度を不用意高めた他、先の外国勢力のイラン分離工作と時を同じくしてチャーババールに住むバルーチ人を不当に懐柔し、イランを分離ようとしとした。今回の措置はこれらのイランに対する看過し難い敵対行動への抗議である。」と交渉している。
　インド側の外交担当者は事実無根であるとしてイラン政府の言動を認めない構えをとっている。
　大使の召喚措置自体はイラン外務省もこれまで度々取られてきた措置であるが、外務省が複数国の大使を一斉召喚するのは今回が初めてである。

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【FNH】テヘラン国際通信　日本語ジャーナル

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