イランで家電製品業界が発展

　イラン商鉱工業省　家庭・事務用品局のショザデ局長は、「今日、わが国の家庭用品産業は、研究・設計・開発の第４レベルに達している」とし、「イランは今後3年以内に、この産業への戦略的な管理レベルに達するだろう」と語った。

　過去数十年において、制裁は、一部の理不尽な国が国際的覇権主義のもと、他の独立国への圧力行使のための手段となっている。1990年代の初めから、ＥＵなど先進経済大国は、他国に対して数多くの不当で理不尽な制裁を行使し続けてきた。

　イラン国民の敵は、1979年のイランイスラム革命勝利以来、常に、圧政的な制裁によって、イランの経済に打撃を与えようと目論み、同国の全産業に対する制裁行使に訴えているが、こうした状況を踏まえてイランの家庭用品・家電製造に関して中東地域でも最大級の技術力を手にするに至っている。

　「イランには自国に生産拠点を設ける多種多様な家電メーカーが存在し、本国シェアの高い割合を誇っている。」また、「いくつかの企業ではこうした家電を調達し多様な新興国やそういった地域に輸出することで利益をあげている。」とし、イラン家電業界の底力と国際市場での期待値の高さを強調した。