ギーラーン 州主催の紅茶祭りが開催

 イラン北部のギーラーン州にて州主催の紅茶祭が開催された。ギーラーンはイランの茶栽培の中心地で、緑豊かな土地を活用し、広大な茶の生産農場が点在している。 
 割合としてはイランで生産される茶葉の9割がギーラーンで生産されていている。
 イランの紅茶(チャイ)文化は400年の歴史を誇る。イランでは一般的なおもてなしの一つとして提供される事も多々ある他、コーヒーショップや喫茶店などでも休憩スタイルの一つとして消費されている。
 ギーラーンの観光業にも紅茶の与える影響は大きく、茶畑も緑豊かな自然と風景もセットで重要な観光地としての付加価値を高めている。イランの茶文化の象徴的な場所である。
 イラン産の茶は農薬使用や汚染とは無縁であり、有名な茶の生産国でも、自国産の茶葉と混ぜてクオリティを高める要素として活用されることもあるなど、輸出などに関しても重要性が高まりつつあり、経済分野でもイラン経済において重要な役割を持っている。

 

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【FNH】テヘラン国際通信 日本語ジャーナル

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