ハメネイ師　イスラムの労働者への見え方は資本主義や共産と違い感謝的

　ハメネイ師は18日自国の多様な労働者集団の幹部らが主催するイベントに出席し、イスラムにおける労働者観について熱く語った。

　ハメネイ師は会談に臨んだ目的に関して「労働者に対する賞賛の意を表すること、イスラム的労働者観の理解の推進、勤労精神の重要性の提唱の3点にある。」と述べました。

　ハメネイ師はイランの労働者全てに対する感謝と激励の意を述べたのちイデオロギーついて語り、資本主義の搾取的見方や共産主義のスローガンによる政治利用ともことなる純粋な感謝の元にあると語りました。ハメネイ師は預言者ムハンマドの労働者間に関しても触れた上で政治面の話題として「労働者はイラン経済の生産部門の支柱であり、国の宝である。」と述べました。

　ハメネイ師は国際関係的な話題にも触れ、「ここ10数年もの間イランを貶めようとするあらゆる勢力はイランの生産部門に対しその息の根を止めるべく策動したが、イランの労働者の団結は敵の思惑の実現を一度たりとも許さなかった。」とし、感謝と尊敬の意を表しました。