ラマダン最終週へ世界ゴドスの日迫る

 今月29日は、イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日にあたり、この日は「世界ゴドスの日」でもある。
これは、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の以降の元で制定されました。この日には全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、アル・ゴドスを不法占領している占領シオニスト政権のアパルトヘイト政策への嫌悪を抗議を表明することになっている。
 世界ゴドスの日は、ひとつの年間行事を超えたものであり、ロンドンの反シオニズム派ユダヤ教徒(ナトレイカルタ)の抵抗組織代表は「この日は、パレスチナに対する不公正を思い起こさせるための宗教的なイベントであり、我々の協議に則ったシオニスト世俗主義への抵抗である」と述べた。
 ロンドンでは、今年の「世界ゴッズの日」の式典は24日日曜に実施され、パレスチナを支持する人々はまず、イギリスの内務省や閣僚らへの対イスラエル支持や、パレスチナ・レバノンの抵抗組織への制裁措置に抗議を呼びかけるべく同省庁舎前に集結しました。
これらの人々は続いて、反シオニスト・スローガンを連呼し、占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとパレスチナ領土の解放を叫ぶとともに、イギリス首相府前に向かって行進を行い、その建物前に集結しています。
イラン側もこの日のために前もって特設サイトを設立しました。占領パレスチナにおけるシオニスト政権の犯罪の継続について、ハメネイ師の「イスラエルは、占領された地における、アパルトヘイト(差別的政策)に基づく存在である」というこの日に向けたメッセージを掲載しています。
また、ハメネイ師はこのメッセージの他にシオニスト政権の犯罪を非難しないという西側のダブルスタンダードにも触れ、「西側の偽善行為や、パレスチナでのイスラエルの暴力行為に対する絶えまぬ支持に限界はない」と述べ、「偽善者に死を」という言葉でメッセージを締めくくりました。

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【FNH】テヘラン国際通信 日本語ジャーナル

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