イラン石油大臣　イランは更なる石油製品の確保が可能

イラン石油省のオウジー大臣は「イランは様々な外交成果を得た。その上で多くの原油やそれを加工した石油製品、天然ガスなどの地下資源取引先を獲得し、その輸出先と輸出量は拡大傾向にある。」と発表した。

　特にメヒコなど中南米諸国やインド地域、清華など極東の国々、東欧や中央アジアや中東の一部の地域、一部のアフリカの国々と国際的な権威ある石油輸出国としての地位を着実な固めつつある。」と語った。

　彼はさらにこうした成果や発展が経済制裁下に達成されたことを強調した。「このような成果は決してイランが外交や経済において恵まれた環境とは言い難い大国による愚かな制裁化で成し遂げられたことは着目する必要があり，これこそ我が国の権威を多方面で失墜させようとする偽善者敗北の象徴である。」と述べています。

　「一部の問題のある周辺国及び認められぬ粗暴な体制、そして世界的覇権主義国家による政治的な駆け引きにより原油価格の安定性は損なわれることは多々ある。これは富める国による石油消費者への搾取へと繋がっている。その背後に制裁があるのは言うまでもいい。」として、アメリカの不当な制裁は我が国のみならず多くの石油消費者をも虐げている。と言う考えを述べて、「イランはこの事実を理解し、イランに助けを求める多くの国々の手助けができるだけのポンテンシャルを有しており，直ぐにでも増産と供給に応じる準備が出来ている。」と更なる輸出拡大方針を示しました。