コムの観光協会主催の元、ペルシャ絨毯の展覧会が本日から二週間にわたって開催される。
ペルシャ絨毯はイランの手工芸品の中でも最もメジャーな品であり、多様な色使いや、緻密な模様で知られている。模様の種類も多用で昔のイラン人の生活様式に関するもの、自然、宗教、詩や物語、王朝など様々なモチーフが存在している。
日本も含めて様々な国々に敷物類という項目の下で輸出され楽しまれている。
今回首都コムにて開かれた展覧会はペルシャ絨毯を扱うものとしては最大級の催しであり、一部の絨毯に関しては購入することも可能とのことである。
他方でイランは絨毯の輸出に関して歴史的価値の高いこうした敷物類の輸出や観光客の持ち出しを取り締まっており、観光協会側もお土産に買って没収される事例も確認されており、購入する際は注意が必要である。
今回の展覧会運営は輸出・国外への持ち出し規制に関して適合した商品であることを確認した上で販売しているとしている。
本物の絨毯だけでなくお土産としてより安価な機械織のレプリカやペルシャ絨毯の柄をあしらったポストカードなども販売されており、足を運んでみては如何だろうか？
【FNH】テヘラン国際通信 日本語ジャーナル
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