ゲシュム島タイマイの孵化に向けて保全活動が活発化

 イラン南部、ペルシャ湾に浮かぶゲシュム島はウミガメの一種である絶滅危惧種のタイマイの産卵場所として知られている。
 タイマイは一回の産卵で6〜70個の卵を産み、環境省の地元生物保護局によると広範な探索活動の結果7500〜7600個の卵が発見され、適正な保護区へと埋め戻された。
 卵は通常2ヶ月程で孵化し、25〜35年程で成熟年齢となり、卵を産みに帰ってくる。ちなみにタイマイの平均寿命は70年と言われている。
 自然豊かなゲシュム島ではタイマイの他にアカウミガメの2種類のウミガメが生息していて、それぞれアカウミガメは絶滅危惧種の絶滅危惧1B・ERに分類され、タイマイはより深刻な絶滅危惧1A類の・CRに指定されている。
 イラン観光省もこの事を認識した上で粘り強い保全活動に力を入れ生息数を増やすよう尽力している。

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【FNH】テヘラン国際通信 日本語ジャーナル

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