今日5日火曜日は、イスラム暦サファル月28日にあたり、この日はシーア派にも多大な影響を与えた偉大な預言者イマーム・ハサンの殉教日に当たります。
預言者ムハンマドはイスラム暦11年に当たる西暦632年ごろに天に召されるまで、イスラムの聖なる法シャリーアの基本や戒律を、親しみを込めて周囲に伝えて回り、その生涯をイスラームのために捧げた素晴らしいお方だった。
イマーム・ハサンもおよそ30年間、実父に当たるシーア派初代イマーム・アリーとともにイスラム社会の為に深く奉仕した。西暦670年に当たるイスラム暦50年サファル月28日、暴君ムアーウィヤの命を受けた妻により毒殺され、47歳で殉教しました。
イランでは1350年経った今でもイスラム社会において多大な影響力を与える歴史上の崇高なイスラム指導者の一人で、イラン国民はモスクなどの宗教施設や、同国北東部マシュハドにあるシーア派8代目イマームレザーの霊廟、そしてテヘラン南方ゴムにあるマアスーメ霊廟などに参集し、追悼行事を行うのが慣習となっている。
聖地にほど近い学校ではマドラサは勿論のこと一般の学校でも授業が全て延期され生徒全員が追悼行事に参加した。
【FNH】テヘラン国際通信 日本語ジャーナル
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